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2023.05.26
お知らせ
クロス・ステッチでつむぐ物語
クロス・ステッチでつむぐ物語
子どもの頃ワクワクして読んだ、大好きだった物語。
1ページ1ページめくるように、クロス・ステッチで物語の世界を楽しんでみませんか?
クロス・ステッチは
糸を交差させながら刺していく、
刺しゅうの中でも簡単な技法です。
そんなクロス・ステッチで
誰もが知っているグリム童話や赤毛のアンの世界を表現した
オリムパスのキットを集めてみました。
チクチク、チクチク・・・
クロス・ステッチを刺しながら物語を楽しめるよう、
ストーリーとともに刺しゅうと物語の世界をお楽しみください。
指定のクロス・ステッチキットに挑戦し、4つのストーリーをつむぎましょう♪
順番に刺しゅうするのも良し!
刺したいキットから刺しゅうするのも良し!
完成を目指して、レッツ・チャレンジ♪
赤毛のアン
「アン・シャーリー。アンという名を呼ぶんでしたら、e のついたつづりのアンで呼んでください。そのほうがずっとすてきに見えるんですもの」
-赤毛のアン 第3章より-
カナダのプリンスエドワード島を舞台に
孤児院から引き取られた、おしゃべり好きで想像力豊かな少女アンの成長を描いた
ルーシー・モード・モンゴメリーの長編小説。
100年以上多くの人々の心をとりこにしてきた「赤毛のアン」の世界を
刺しゅう作家オノエ・メグミがシルエットにして愛らしく表現しました。
名場面を思い浮かべながら、刺しゅうをお楽しみください。
「あんたはこの服が気に入らないのね。なぜなの?」とマリラが聞くと、アンはしぶしぶ答えました。
「あら、ありがたいのは、ありがたいのよ。
でも、もし──もし、この中の一つだけでも、ふくらました袖にしてくださったら、もっともっとありがたかったんだけど。
いまとてもはやってるんですもの。パフスリーブの服を着たら、なんともいえなくうれしくて、ぞくぞくっとすると思うわ」
-赤毛のアン 第11章より-
刺しゅうキットNo.7453
パフスリーブのドレス
「あんた、永久にあたしの友達になるって、誓いをたてられて?」アンが熱心に言いました。
「どんなふうにするの?」ダイアナがたずねました。
「おたがいに手をとりあうの──そう」と、アンは重々しく答えました。
「流れている水の上でしなくてはいけないんだけれど、この小途を流れている水のつもりに想像しておきましょうよ。あたしが先に誓いの言葉を言うわよ。
『太陽と月のあらんかぎり、わが腹心の友、ダイアナ・バーリーに忠実なることを、われ、おごそかに宣誓す』
さあ、あんたも。あたしの名前を入れて言うのよ」
-赤毛のアン 第12章より-
刺しゅうキットNo.7455
アンとダイアナ
「それから──こんなことやらせていいか悪いか、わからないけれど──お昼からダイアナを招いて、ここでお茶をあげていいよ」
「まあ、マリラ!」アンは手を握り合わせました。
「なんて、素敵なんでしょう。やっぱり、マリラ、想像力があるんじゃないの?でなければ、どんなにあたしがそれを願っていたか、わかるはずがないんですもの。なんて素晴らしいんでしょう。大人になったみたいだわ。あたしのお客様が来るんですもの。お茶を入れるのを忘れたりしないわ」
-赤毛のアン 第16章より-
刺しゅうキットNo.7456
お茶の時間
「あなたのところの赤い髪の女の子はこの夏いっぱい戸外で遊ばせること。もっと軽やかに歩くようになるまでは本を読ましてはなりません」
この手紙を見て、マリラはふるえあがりました。この注意をよくよく守らなければ、アンは疲れ果てて死んでしまうと読み取ったのです。
その結果、散歩、舟こぎ、いちご摘み、空想と思うぞんぶん、楽しい夏をすごしました。
-赤毛のアン 第31章より-
刺しゅうキットNo.7454
いちご摘み
他にもある オノエ・メグミが描く童話の世界
グリム童話
むかし、あるところに────
子どもの頃一度は聞いた、懐かしのフレーズから始まる、短めの簡潔に終わるストーリー。
グリム童話は、200年以上前グリム兄弟がドイツや周辺諸国の昔話(メルヒェン)を収集してまとめた童話集。
全部で156篇あり、170以上の言語に翻訳されている、世界で最も多くの人に読まれた物語です。
製作時間4~5時間のかんたんクロス・ステッチシリーズなので
気軽に子どもの頃を思い出しながらお楽しみいただけます。
森の近くに、貧しい夫婦とヘンゼルとグレーテルいう仲のいい二人の兄妹が住んでいました。
ある日、貧しさのあまり、夫婦は兄妹を森に置き去りにすると決め、森に連れていきました。
夫婦から置き去りにされ、空腹のまま広い森のなかで迷ってしまった二人は、
おかしの家を見つけ夢中で食べはじめました。
「わたしの家を食べるのは誰だい!」
なんとそこは魔女の家だったのです。
刺しゅうキットNo.7339
ヘンゼルとグレーテル
あるところに、年をとって荷物を運べなくなったロバがいました。
ある日、主人からいじめられていると、ブレーメンという町に動物たちが音楽隊を作って楽しくやっている話を聞きました。
さっそく、ロバはブレーメンに行って音楽隊に入ろうと考え旅立ちました。
その旅の途中で同じような境遇のイヌ、ネコ、ニワトリに次々に出会います。
「ぼくといっしょに、ブレーメンへ行って音楽隊に入らないか?」
刺しゅうキットNo.7341
ブレーメンの音楽隊
ある村に、それはかわいらしい女の子がいました。
女の子は、おばあさんが作ってくれた赤いずきんをかぶっていて、それがたいそう似合っていたので"赤ずきんちゃん"と呼ばれていました。
ある日、お母さんから「森の中にある家に住んでいる病気のおばあさんにお菓子とお酒を持っていってほしい」とお見舞いを頼まれます。
赤ずきんちゃんが森までくると、オオカミに出会いました。
「どこへ行くんだい、赤ずきんちゃん?」
刺しゅうキットNo.7337
赤ずきん
あるところに、義理の母と姉たちにいじめられている「シンデレラ」と呼ばれる美しい娘がおりました。
ある日、お城の王子様が婚約者を探すための舞踏会を開きました。
シンデレラは舞踏会に行くことができず悲しんでいると、魔法使いのおばあさんが現われました。
「これで舞踏会へおいきなさい。でも、夜の十二時までしか、お城にいてはいけないよ。十二時をすぎると、魔法がとけて全て元に戻ってしまうからね」
刺しゅうキットNo.7366
シンデレラ